1カラットダイヤモンド・ピンクダイヤモンド

 

奇跡の出会い

はるか昔、数十億年前に地中奥深くで生まれ、想像を絶する過酷な環境を乗り越え、私達のもとにやって来たダイヤモンド。ワインにも産地ごとの特徴があるようにダイヤモンドにも原産地に応じた違いがあります。また同じ鉱山から掘り出されたものでも原石は一つ一つ異なっているのです。「ダイヤモンドの美しさは、自分の目で見る」のが一番。そして私たちとダイヤモンドが、何億年もの時を経て、奇跡的に出会うのです。

ダイヤモンドは地球からの贈り物

ダイヤモンドは大自然の創造物です。大自然が育んだ一つ一つの原石の個性を活かし、研磨されます。そして仕上がったダイヤモンドの美しさは、時代を超え価値を持ち続けます。大自然からの贈り物であるダイヤモンドが、愛され、受け継がれていくことは価値ある事なのです。

 

 

ソーヤブルと呼ぶダイヤモンドの原石

 

憧れの1カラット 大粒ダイヤモンド

1カラットとは?

宝石の取引単位に使われる1カラットは、重さでいうと0.2グラム。ラウンドブリリアントカットの場合真上から見て約2.5ミリの直径です。すべての宝石に用いられる単位ですが、皆さんが直観的に思い浮かべるのはブリリアントカットのダイヤモンドでしょうか。シンプルでも存在感のある1カラットアップのダイヤモンドは魅力的ですね。

大粒ダイヤモンドの魅力

0.7~1.0カラットを超えるダイヤモンドを大粒のダイヤモンドと呼びます。ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドを、スッキリしたシンプルな爪で留めた指輪は良いものです。1カラットは、指に対してバランスよくマッチするので是非お使い頂きたいサイズです。1カラットのダイヤモンドをカットして仕上げるには、原石は2~5カラットが必要になります。無色透明が良いとされますが、大粒のダイヤモンドは少し色が着いていても、内包物が有っても目立ちにくいように感じます。大粒は、それだけで良さがあります。

ダイヤモンド選びは自分の目で見て、等級を参考に選ぶ

自分で見て「輝き」の美しさを感じて頂き、そこそこの等級のものを選ぶのも良いと思います。天然で生まれたダイヤモンドの原石には個性があります。色、内包物、原石の形全て一点限りのもの。研磨により美しさを引き出すことで、私たちを楽しませてくれます。紀元前のローマ帝国では、原石のままのダイヤモンドに特別なパワーを感じ珍重されていました。その後14世紀ごろ、初めて研磨の技術が生まれました。より美しい輝きを求め、研磨の技術が変化してきました。18世紀に生まれたブリリアントカットのもとになったローズカットは、現代でも心奪われるほのぼのした美しさを感じます。今主流のラウンドブリリアントカットが生まれて約150年、私たちは今一番選択肢に恵まれた世代です。カット、カラー、内包物の状態を知って、輝きと煌めきを確かめて自分の目で運命の出会いをしてください。

より大きいダイヤモンドを楽しむ

実用的に私たち日本人が着けてバランスよく感じる2~3カラットのダイヤモンドは、1カラットより大きな原石を必要としますのでなかなか手に入りにくいものになります。大粒ダイヤモンドにはファンシーカットが目立ちます。原石が貴重なので、原石を有効に使い歩留まり良く研磨するためです。そんな中、ラウンドブリリアントにカットされた大粒石は、ファンシーカットに比べて、輝きが強い分透明度が高く感じます。カットバランスが良いと、色や内包物に関わらず美しいファイヤー「分散光」、ライフ「煌めき」、ブリリアンス「輝き」を楽しんで頂けます。大人の品格を2カラットの大粒で楽しんでください。

人気のピンク・ダイヤモンド

ダイヤモンドは、無色透明の他にいろいろな色が有ります。よく知られているのがブルー、グリーン、ピンクです。どれも稀にしか採れない希少なダイヤモンドです。希少であると同時に大きな原石が少ない為ご紹介できる石が小さくなってしまいます。「ピンクダイヤモンド」は今、買い時です。オーストラリアのアーガイル鉱山が閉山しました。ピンクのダイヤモンドが採れる鉱山は数か所しかなく、90%がアーガイル産です。最大の供給源となった鉱山の閉山により、今市場に出ているピンクダイヤモンドが売れてしまうと、これからは供給がより困難になるということです。リユースも含めてピンクダイヤモンドを大事にしたいものです。

 

6月28日まで、「ダイヤモンド フェア」開催中

 

 

 

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