マダムオースカの宝石物語Vol.124

 

すっかり春めいて参りました。

「今年の桜は少し早いかしら」

なんてお声も聞かれますがいかがでしょうか。

先日、天皇陛下御在位30年を記念して

10万円の金貨が限定発行となり話題を呼びました。

 

金の高騰もあり何かと皆様の興味をそそる「金」ですが、

今までも大切な記念の品には必ず「金」が使われてきました。

金製品には、ジュエリー以外にも「おりん」や

今回使われたように「金貨」等は有名ですが、

実は「お雛様」や「兜」もあるんですよ。

可愛らしい丸いお内裏様と凛とした兜はそれぞれ美しく彫られ、

ガラスのケースに入っているんです。

 

 

ひな祭りは女の子の成長を願い、

また端午の節句には男の子の成長と立身出世を願う習わし、

いずれもお子様の健やかな成長を願う日本古来からの美しい行事ですね。

女の子にはお雛様、男の子には兜や鯉のぼりに願いを込めて贈ります。

そんな大切な記念の品には、「金の置物」は最適だと思います。

いつまでも色あせることなくお子様の成長を見守り続けてくれることでしょう。

祖父母様から可愛いお孫様の健やかな成長を願って贈るに

相応しい宝物ではないでしょうか。 

 

文/『ジュエリー文化』の伝道師 

          ジュエリーアドバイザー

          マダムオースカ 大須賀 睦美

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