10月3日~5日のパールフェア開催に向け、今月はパールにまつわるお話を連載します。
まずはパールの良くある質問より「パールの泣き所」
パールの硬さはモース硬度は3.5~4。砂ゴミ(モース硬度7)が着いたような汚れた布で拭くのは厳禁です。
パールが泣いてしまいます。お気をつけください。又ヘアスプレーや漂白剤にも敏感です。
お出かけの際は、ヘアーセットが終わった最後にパールを着けましょう。又、水道水には塩素が含まれているためパールには良くないので水挽はやめましょう。
ポイントをまとめると
1 お出かけ準備の最後の仕上げに、襟の開き具合などを見ながらお好みのラインにつけましょう。
2 お出かけから戻ったら、きれいな柔らかい布で乾拭き、または専用パールクロス(¥660込)で拭きましょう。
3 使用頻度に関わらず2~3年に一度は、糸替えとつや出しをお勧めします。
御木本幸吉がパールの養殖を始めて100年以上が経ち、養殖技術も年々進歩しています。
日本から世界に発信した、美しい海からの贈り物パール。
お出かけに何をつけて行こうかしらと、迷ったらパールです。パールを着けていって失礼な場所はまずありません。
パールのお話第一話は、「パールの泣き所「」と「迷ったらパール「」のお話でした。
マダムオースカの宝石物語より抜粋